お客さまと美容師の架け橋

Concierge 藤原 良子

一流ホテル顔負けのおもてなしをお届けしたい

私が入社した当初からアルティファータにはコンシェルジュがいました。 レセプションとの違いは「ゲストのご要望にNOで返さない」それが1番初めに教わったコンシェルジュのルールです。入社直後、グランド・ブダペスト・ホテルという映画を社長に勧めていただき観ました。この映画のコンシェルジュのエピソードは異次元ですが（笑）、コンシェルジュはゲストにとことん寄り添い、接客以上のおもてなしの心でお付き合いし、生涯をともにする可能性もあるお仕事なんだと思いました。私もお客さまに絶対の信頼をいただけるコンシェルジュになりたいと、ワクワクし、未熟ながらに決意したのを覚えています。

特に意識していることは、お客さまの真のご要望は何かを見極めること。究極は、コンシェルジュのあなたに会うのがアルティファータに来る楽しみの一つよ！と評価していただけるくらいの存在になることだね、とコンシェルジュでは常々話しています。

コンシェルジュはサロンの顔であり、お客さまと美容師の架け橋である

初めてご来店されるお客様と一番最初に接するのは基本的に私たちコンシェルジュです。お電話越しの一声やエレベーターが開いた瞬間のお迎えする笑顔がサロンの印象を決めるといっても過言ではないです。”サロンの代表という想いでいる”　”お客さまにも自分の親しい人と接するようにふるまう”というのは常日頃念頭に置いています。

裏方の仕事こそコンシェルジュの能力が試されます。たとえば、メニューアップやご予定が前倒しになり当日にアップ時間のご要望が入ることもあります。そういった場合想定より忙しくなるので、そんな時こそコンシェルジュは冷静にフロアを見渡し困っているお客さまがいないか、少しでもスムーズにご案内するために出来ることはないかを考え行動にします。ヘアサロンでの仕事は一人一人のもつピースの組み合わせです。お客さまのご要望、美容師それぞれの能力、コンシェルジュのサポート、この３つがばっちり行くととても気持ちよく、働き甲斐を感じます。失敗はします。大事なのはそこから学ぶことです。 二度と起こさないよう反省だけで終わらせずケーススタディとしてコンシェルジュ内でシェアをする機会を設けています。

後輩は自分の鏡、私が成長した分が返ってくる。教育は永遠の課題！

初めての後輩育成は反省ばかりでした。後輩ができないことに対して叱ってばかりで、なぜできないのかと考えてしまい、自分の指導力にも不甲斐なさを感じていました。そのうち教えるよりも自分でやったほうが早いかも、という思考になったり。相手もその空気を察し、ぎくしゃくすることもありました。今は年齢と経験を重ねてきたので (笑)理解できないことや通じ合えないことがあれば、相手の立場になって考えてみることを優先しています。考え方の多様性を受け入れてから指導することで教育というよりも共に成長していく感覚が強くなりました。そうすることで自立した人材に育ち自身の思考も柔軟になった気がします。

私が目指していることは、あなたがいてくれれば大丈夫！とお客samasaにも美容師にも信頼されるプロのコンシェルジュを育て上げること。そして5年後には数名の一人前になったコンシェルジュたちを、拡大した各店舗に配属し、時々集まってはコンシェルジュ武勇伝で盛り上がれたらなともくろんでいます(笑)。一緒に働く仲間には、 明るく元気で、とにかく人が好きで、私たちのコンセプトに共感し、私を超えてサロンを引っ張っていきたいという強い意思のあるまさに今の後輩のような子を待っています！

SCHEDULE

私のとある一日

7:15　

起床。

寝起きはとっても悪いです。お気に入りのマグで白湯を飲んで愛犬にエサをあげたら身支度！

9：00　

1日のTODOを考えながら出勤。

制服に着替え予約表とカルテをチェックしてお客様のご来店を待ちます。

13：00　

ランチタイム。気分で食べたいものを食べる。

時にはお弁当、時にはコンビニなど自由な食生活。栄養バランスは週を通して整えればきっとOK。笑

24：30　

一応美活も。

入浴剤大好きです。湯舟で身体を温めてからストレッチ＋筋トレで1Hほど。メディキュット必須で就寝です。

20：00　

帰宅。

音楽を聴きビールを片手に夕飯をつくります。そして愛犬との癒しの時間で完全にスイッチオフです。

17：00　

ティータイム。パフォーマンスUPには欠かせない。

通年常備するほどのティーラバーです。ひと息ついたほうが仕事の効率もあがると信じています！